6月13日、カクイックス交流センターで第11回定時総会を開催しました。正会員122名中80名(書面出席も含む)が出席され、冨元美奈子さんの進行のもと、岩井作太さんが議長に選出されました。森理事長より開会の挨拶があり、続いて県消費者行政推進室・大園茂室長より来賓挨拶をいただきました。
≪森理事長挨拶≫
設立から20年を超え、適格消費者団体としての認定から4年目を迎えています。会員は2026年3月末時点で122名(個人111・団体11)です。消費者被害相談の件数は横ばいであるものの、手口の巧妙化・IT化により、高齢者被害が深刻化しています(「返金詐欺」等)。差止訴訟の権限がIT分野の新たな手口に対応できるかという懸念を示しつつ、被害救済に尽力していく姿勢を表明されました。
≪来賓挨拶~大園茂室長~≫
県では消費生活に関する調査・啓発、消費者教育支援等を推進しています。令和7年度の相談4,616件のうち657件(14.3%)についてあっせんを実施したとのことです。適格消費者団体との連携をさらに強化していくとのお話をいただきました。
≪議案審議≫
東垂水事務局長より第1号議案(2025年度活動・決算)、第2号議案(2026年度活動計画)、第3号議案(第7期役員選任)が提案され、兒島監事より監査報告が行われました。その後、県委託事業・専門部会の報告もあり、3議案とも満場一致で承認されました。
≪内田副理事長閉会挨拶≫
ネット広告を使った一部司法書士事務所による高額報酬請求の問題を指摘され、「事前規制型から事後救済型」への社会変化に警鐘を鳴らされました。また、適格消費者団体の会員数要件緩和の動きにも言及され、団体の持続可能な運営へのご協力を呼びかけられました。
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森理事長
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大園茂室長(来賓)
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内田副理事長
【定時総会記念講演会について】
消費者庁表示対策課ヘルスケア表示指導室の川島昌和氏を講師にお迎えし、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」というテーマでご講演をいただきました。食品表示関連法令、規制対象者、健康保持増進効果、不実証広告規制、事例解説などについて、スライドを用いてご説明いただきました。体験談・個人の感想を含む広告表現の留意点、事後規制型規制の考え方、暗示的・間接的表現も規制対象となる点などについても解説されました。
会場質疑応答(4件)
インターネット監視の体制・指導期間、体験談掲載の違反可否、課徴金算定方法と被害者還元制度、広告媒体事業者・アフィリエイターへの指導事例について、それぞれご質問が出されました。
受講後の感想(抜粋)
適格消費者団体の申入れ・差止の範囲についての関心、インターネット監視のスピード感への評価、健康増進法の食品分野における規制の強さを再認識したといった声が寄せられました。
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川島氏(講師)
※総会・記念講演会の詳細及び第7期役員一覧(PDF)は、下記のボタンからご覧いただくことができます。

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