日時:2018年6月2日(土)10:40~12:00会場:かごしま県民交流センター講演:高齢者に対する「支援」と消費者法の役割
宮下修一氏(中央大学法務研究科教授)
どなたでも参加できます。
詳しくは、チラシをご覧ください。

日時:2018年6月2日(土)10:40~12:00会場:かごしま県民交流センター講演:高齢者に対する「支援」と消費者法の役割
宮下修一氏(中央大学法務研究科教授)
どなたでも参加できます。
詳しくは、チラシをご覧ください。
5月27日土曜日、鹿児島市かごしま県民交流センター会議室で、1年の活動の締めくくりである定時総会を開催しました。
当日の総会には、正会員121名中41名の実出席と、66名の書面議決書が提出され、過半数の61名を超えて成立しました。総会では第1号議案から第3号議案までの議案提案を一括で行い、議案はすべて賛成多数で可決され承認されました。
総会の後、2周年を記念して記念講演が開催され85名が参加しました。
講演では、日本文化に根づく誤った信念「だまされる方が悪い」や、「高齢者にもわかるように!」の配慮が過度に話を簡単にし過ぎていることなどにも触れ、情報化社会の現代の個人情報の漏洩など、普段何気なく捉えている物事が実は一方向だけの視点であったりすることなど、ヒント満載のお話しでした。
また、今後ますます高齢化は進み、次々新しい手口で高齢者を狙う消費者トラブルは減ることはなく、騙されたことに気づかないケースもより多く見受けられることも想定されることが指摘されました。
これらの消費者トラブルを未然に防ぐには、家族や地域の見守りが大切であること。被害に遭いそうな人だけの対策では不十分で、地域における人と人との関係が希薄になればなるほど、騙す側にとっては思うツボの環境になることから、行政・専門家・関係機関、そして消費者団体の連携がいかに大事かということを話されました。
参加者からは「わかりやすいお話でした。自分自身、絶対大丈夫と思っているタイプなので、そこがあぶないのだと実感しました。」「消費者被害は個人の問題でなく、社会的な問題であるので、もっと関心を持たないといけないと思いました。」など感想が寄せられました。
人を信じることは大切なことですが、“お金”の話になったら、相手が身内でも警戒が必要(冷静に考えることが必要)だそうです。
その際のポイントです。ご紹介します。↓↓↓
*詐欺対処『さ・し・す・せ・そ』
~お金の話しがでたら・・・・・~
さっと警戒モード
しっかり相手を確かめる
ずばっと怪しさを見抜く
せいいっぱい誘惑や恐怖に耐える
そく、誰かに相談する